ryuichy blog

2002年09月18日

読書の秋でございますよ

読書の秋でございますよ。

という訳で突然ですが、僕の人生に印象深く残っている
思い出の本をいくつか紹介したいと思います。

宮本 輝 「春の夢」
 ・・・・・・・・死んだ父親の借金を抱えた青年の、苦悩と情熱の青春。
       彼を支える恋人との愛の物語。読みおえた後に俄然やる気が出てきた。
       宮本 輝さんの作品はどれも愛に溢れていて好きである。

太宰 治 「人間失格」
 ・・・・・・・・説明不要でしょう。18の頃読んでかなりへこみました。
       しかも数ヶ月その気分を引っ張りました。今でも読み返すのが怖い。

遠藤 周作 「沈黙」
 ・・・・・・・・江戸時代に、長崎で迫害を受けた宣教師の苦悩に満ちた生涯。
       たたみかける後半の展開は言葉に出来ないほど凄まじい。
       信仰とは何か? この本は是非皆さんに読んでほしい。

司馬 遼太郎「竜馬がゆく」
 ・・・・・・・・ これも説明不要でしょう。
        この本に影響されたオトコの子たちは一体どれくらいいるのでしょう。
        オトコだったら絶対読むべきだろう。女の人にも読んでほしいなぁ。
        俺が高校の先生だったら無理やりにでも生徒に読ませる。
        これからも何度も読み直すとおもう。

夢野 久作 「ドグラマグラ」
 ・・・・・・・・・ぶぅ〜〜〜〜〜ん、ぶぅ〜〜〜〜〜〜〜んんんんん・・・・・。
        ようこそ、脳髄の裏側の世界へ・・・・。

村上 龍 「イビサ」 残酷でグロでエロで美しい。奇妙なすがすがしさがただただ残る。
村上 春樹 「ノルウェイの森」 ベストセラーですが、とても好きな本でした。
                   たまに読み返したくなる。
                   この人の作品はどれも「ステキなせつなさ」がすごくありますね。
                   「ねじまき鳥〜」もステキだった。


えー、とりあえず本当に印象に残っているのはこれぐらいです。
そもそも紹介できるほど本読んでないからね。
それにしても最近の本は全然読んでないですね。
僕は別に本の虫でもないので、読んでいるのはいわゆる名作ばかりですので、
上に挙げた作品は知ってる方も多いんじゃないんでしょうか。

なにかお薦めがありましたら教えてださい。

んじゃ。

Posted by ryuichy
2002年09月18日 01:23




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さあ、今日は宮崎



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